プログラミングの散歩道

プログラミング プログラミング(WEBアプリ)

 伊豆踊り子号が下を通る歩道橋を渡ると、中小の会社が建ち並ぶ街並みに様変わりをします。その街並みの中ほどにある4階建ての白い建物が、私の勤めていた測定器の製造メーカーでした。入社した当時は、測定器にマイクロプロセッサを組み込むことが当面の課題でした。”Z80″というアメリカ・ザイログ社の8ビットマイクロプロセッサの演算プログラムから始まり、パソコン上で動く測定器のコントロール・ソフトウェアまで、プログラムづくりの仕事をしてきました。

科学技術計算に向いた高水準言語 FORTRAN

 まだパソコンなど無い時代。1970年代後半ですから、アメリカのインテル社が8ビットのマイクロプロセッサ i8080 を開発した頃の話です。空調設備の整った計算機センターには、富士通の大型コンピュータが動いていました。学生たちは、マークシートに鉛筆でプログラムコードやデータを書き、カード読み取り装置を使って入力し、計算結果を大型プリンターに出力していました。
週1回、高水準言語 FORTRAN の演習がありました。1から100までの素数を求める計算から始まり、行列の四則演算、行列式の計算、線形連立方程式の解法、方程式の解法のひとつであるニュートン・ラフソン法などの計算プログラムを作りました。

機械語と一対一で対応したアセンブリ言語

 会社に入った頃は、C言語やJAVAなどの高級言語はなく、機械語(マシン語)の命令に一対一で対応した、人間が理解し易い文字列で記述されたアセンブラ言語を使用してプログラムを作りました。機械語は始めてでしたので、レジスタやフラグの状態変化などを理解するのに時間がかかりました。「2の補数」とは、何ぞやから始まりました。16ビットにおける2の補数と32ビットにおける2の補数は、違うことに気が付くまでまで、かなりの時間を費やしました。加算、減算、乗算、除算、アスキー変換の計算プログラムを作りました。入社して、はじめての仕事でした。それから、グラフィック、フロッピーディスクへの読み書き、パソコンとの通信などのプログラムを作りました。

 布マスクと不織布マスクの良さを兼ね備えたハイブリッドなマスクです。使い捨てタイプの三層構造フィルターを挿入することにより、ウイルス飛沫を99.9%カットすることができます。縦中心のノーズワイヤーにより立体感が生まれ、自然な呼吸が続きます。

 専用アプリ「Try Fit on」を使用すれば、バーチャルでマスクを試着することができます。購入前に、サイズ、カラー、マスクタイプ全228種をWEB上でお試し頂けます。

 入社してから3年か4年程経ったころ、上司から tiny basic を勉強するよう勧められました。アスキーというマイコン雑誌に載っていた機械語のプログラム(tiny basic のインタープリタ本体)を一命令づつ解析していきました。効率的なプログラムの作り方を教えてもらいました。この時の経験が後のプログラム作りに活かされていたと思います。

汎用プログラミング言語のC言語

 入社してから15年ぐらい経った頃、ようやく組み込み機器の開発もC言語を使用して行う様になりました。ポインタの使い方と構造体の概念を理解するのに多少時間がかかりましたが、その他はBASIC言語と似ていました。フロッピーディスクの読み書きプログラムをC言語に書き換える作業を行いました。表計算ソフトの中でもマイクロソフト社のエクセルが一般的になり始めた時期でした。計測データも記録もエクセルで、読み取り可能な記録形式にすることを余儀なくされました。


プロの料理人でしか作れない絶品ハンバーグ・ステーキが食べられるECサイトを用意しました。

ミシュランガイドのビブグルマンを過去に獲得したこともある銀座の行列ができる本格的一流人気店のハンバーグ4食詰め合わせのECサイトを紹介させていただきます。
(ビブグルマンは 5,000円 以下で食事ができる安くてコスパのいいお勧めの店であることの証です)

ターボパスカル(Turbo Pascal)

 ボーランド社からターボパスカル( Turbo Pascal )が発売されたのは、記憶が正しければC言語からC++へと移り変わる時期だったと思います。値段が安く、高速コンパイラと使いやすいフルスクリーンエディタを含む統合開発環境に、定評があったTurbo Pascalを使用してプログラムを作りました。本格的なオブジェクト指向型プログラムを勉強したのは、この時が始めてでした。確か、複素数や行列のオブジェクトを作ったと思います。

ビジュアルベーシック(Visual Basic)

 測定器をコントロールするプログラムを作成する部署に移ったのは、入社してから26年ぐらい経った頃でした。今では、USB や wifi を用いてデジタルカメラやプリンターなどの機器を接続することが当然ですが、当時は RS232c というシリアル通信によりパソコンと測定器を接続していました。測定器の計測を開始したり、計測データを取り込むプログラムを作りました。開発言語は Visual Basic を使用しました。window の上で動作するプログラムを作るのは、この時が始めてでした。

HTML CSS javascript

 不思議なものです学生時代は、FORTRANとかCOBOLとか不得意だった私が、会社を辞めてからもプログラムづくりをしたいという情熱を持ち続けていました。その頃、WEBサイトの作成に興味を持ちました。メモ帳などの簡易エディタのみで、WEBサイトを作成することできるという点が最大のメリットでした。最近では、javascriptを駆使して簡単なWEBアプリを作れる様になりました。

 写真や画像にフィルタを掛けるアプリです。ccs3には”filter”というプロパティがあります。このプロパティを使って、グラフィック効果(ぼかしや色変化など)を写真や画像に適用することができます。左のボタンをクリックすると、写真や画像が変化します。
ボタンは上から brightness(明るさ), saturate(鮮やかさ), contrast(コントラスト), blur(ぼかし), grayscale(白黒), sepia(セピア), hue-rotete(色相), invert(階調), opacity(透明度)の順になっています。
ここに写っている写真は、「小江戸川越」の写真です。「ファイルを選択」ボタンをクリックすることにより、任意の写真や画像を選択することが可能です。

 不具合(バグ)を出してしまい、自分はプログラム作りに向かないのではないかと思ったことが何回もありました。仕事を辞めてから十五年以上経った私が無責任な立場で書かさて頂くと、プログラム作りに向いている人、向かない人などいないのだろうと思います。ただ多くのプログラムを書き、バグを出す。成功も失敗も、一つ一つの経験を自分のデータベースに丁寧に積み上げていくことが大切なのだろうなと思います。

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